茨城県、栃木県のイノシシ、シカから基準値を超える放射性セシウムが検出される 栃木県や茨城県のイノシシやシカの肉より基準値を超える放射能が検出されている。植生は下に示したとおりであるが、草木などから放射性セシウムを取り込んだものと考えられる。東北には多くの野生動物がおり、その行動範囲は比較的狭いため、さらにこの蓄積が進んでいくものと考えられる。 鳥類も例外ではない。 今後、野生動物にどの程度の放射性セ… トラックバック:3 コメント:0 2011年09月28日 続きを読むread more
6トンの衛星が明日の午前に落下 その詳細情報を調べてみたが、日本に落下する確率はまだわからない 今、日本の上空を大魔王が飛び回っていて、もうすぐ地上に降り立ってくる。このような書き出しで始めると悪魔の書のようになってしまうが、20年前に打ち上げられ、すでにその使命を終えた6トンもある人工衛星が日本時間の24日(すなわち明日)の午前にも世界のどこかに落下しようとしている。 この時間帯に衛星がどの国の上を飛行しているかが大きな問… トラックバック:1 コメント:3 2011年09月23日 続きを読むread more
奇妙な台風15合が日本に大きな被害を与える しかしこれは世界の気象全体が異常である一端にしか過ぎない 今年の台風は異常だ。台風6号はゆっくりと進み、四国の手前でさらに速度を落として急カーブを切り、東の方向に進んだ。その動きをあらかじめ予想した気象庁も大したものであるが、それにしても今までに見たこともないような台風の動きだった。 そして今回の台風15号も何かしら変である。沖縄に向けてゆっくりと西進していた台風が、その手前でゆっくりと… トラックバック:0 コメント:0 2011年09月20日 続きを読むread more
一般家庭 自家発電に走る! 大阪ガスなどの販売するエネファーム普及が好調に推移している 電力会社とガス会社は永遠のライバルか? つい先ごろまでここ関西では関西電力が電磁調理器 IHクッキングヒーターを販売していたが、さすがに震災以来コマーシャルはなされていない。東京電力の同サイトについては該当するページはすでに消去されている。 電力事情が悪くなった3月11日の震災以降、脚光を浴びているのは天然ガス(主成分はメタ… トラックバック:0 コメント:0 2011年08月23日 続きを読むread more
CO2排出権取引は行き詰まった その取引価格は暴落 → CO2回収技術の確率が遅れる? 価値のない資産、いや逆に余分な費用が発生してしまう資産と聞いてすぐに頭に浮かぶのが「不良資産」だ。企業にしろ個人にしろこの不良資産をなんとか金に替えてすっきりとしたいと考えるところだ。 今日問題となっている不思議な不良資産がある。それは自らそんなものがなかったように見せかけるか、あるいはお金を払って引き取ってもらわない限り、その負… トラックバック:1 コメント:0 2011年08月11日 続きを読むread more
日本は原子力発電から離れられるか? 気のままで割高な自然エネルギー発電は国民生活を圧迫する 菅首相は今にも原子力発電をやめてすぐにも風力や太陽光などの自然エネルギーを用いた発電に切り替えるべきとの主張です。その第一歩として中部電力浜岡原発が停止し、そして九州電力玄海原発は菅首相のストレステスト実施の一言でその稼働が延期となっています。そして今回は、「もんじゅ」廃炉宣言です。 太陽光や風力を用いて発電するには、その発電量に… トラックバック:1 コメント:0 2011年08月09日 続きを読むread more
藻類バイオマスからの優れたバイオディーゼル生産性 1ha(約1反)当たり年140トンの油が得られると ブッシュ大統領時代に話題となったバイオエタノールは、食料のエタノールを原料として発酵によりエタノールを生産するというものであった。しかし、人間の食料や家畜の飼料を自動車の燃料に変えること、その燃料エタノールを製造するために多くのエネルギー(石油)が費やされるので、何をやっているのかが不明確である点で、評判のよくない燃料であった。バイオエ… トラックバック:1 コメント:1 2011年08月02日 続きを読むread more
放射性セシウムによる牛肉の汚染 肉の取れる部位によりその汚染濃度は変わらないか? その情報がない! 本ブログはデータに基づかない記載となった。というのも、牛肉がどれだけ放射性セシウムに汚染されているかを検査する具体的な方法を調べたが、まだ適切なサイトを発見するに至っていないからである。 ニュースでは、牛肉1kgを測定器に1時間程度入れ、発する放射線料を測定することにより放射性セシウムに汚染されている程度を測るとある。ここまでは、… トラックバック:0 コメント:2 2011年07月28日 続きを読むread more
放射性物質含有水の処理に浮遊選鉱法を利用するという京都大学の技術は、まさに温故知新、これぞ発明である 浮遊選鉱法は古い技術ではあるが、鉱業においては有用な技術である。この技術は、私の記憶では、鉱夫である主人の作業服を洗濯していた主婦が、石鹸を含んだ洗濯水の表面に金属が浮いて集まってくることを発見したことに始まる(私の記憶です。文献はまだ見つけていません)。 したがって、浮遊選鉱法は日本発の技術ということができる。この技術をうまく利… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月20日 続きを読むread more
肉牛の飼育にどのような稲藁を与えるかがなぜイメージできなかったか? 机上のみで仕事をしていたから!? 牛を飼ったことのある農家、あるいはその農家で育った子供たちは牛が稲藁を餌とすることはよく知っていただろう。私が子供の頃は稲藁を裁断して(記憶が曖昧であるが15~20cm位の長さ?)餌に混ぜて牛に与えていた。 今回の問題は中央の役人が、畜産農家から実態の聞き取り調査をせずに、自分たちの思いのみで放射能汚染飼料(稲藁)に対する対処策を… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月20日 続きを読むread more
地球の内部でも原子崩壊により大きな発熱が起こっている その量、実に原発44000基分!! Wikipediaには、地球内部での放射性崩壊により発生する熱量が23兆ワットっと記されている。この数字はどこから得たものか? 新聞によると、地球内部で発生する熱量は44兆ワット、そのうちの21兆ワットが放射性崩壊によるものであることがはじめてわかったとある。Wikipediaの23兆ワットとよく一致している。放射性崩壊以外の残り… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月18日 続きを読むread more
牛から基準値を超える放射性セシウム 原因はエサの稲ワラ 静岡茶のセシウム汚染から予測はできなかったか 先に静岡のお茶が放射能汚染を受けていて問題となった。福島第一原発からは、その距離、風向きを考えてもナゼと考えられる場所で起こった放射能汚染であった。しかし、この汚染も、原発事故後の関東一円の放射性ヨウ素による水不足騒ぎを考えると、なるほどと納得できる面もある。 今回の稲藁問題は、距離的には静岡よりもははるかに近い福島県内で起こった… トラックバック:1 コメント:0 2011年07月15日 続きを読むread more
元AKBメンバー 渡邊志穂さんがミス・エア・ジャパン受賞 今後の活躍を大いに期待する AKBの黎明期を支えた一人。夢を持てば実現していくことを今回の受賞が証明した。だが、この夢は一人だけの力でつかんだものではないだろう。両親も東京へ引っ越して彼女を支えた。ひとりの人間の成功の裏にはその人を支える多くの人々がいること。 人はついつい孤立してしまったと思い込むことがあるが、気づかなくても少なくとも気をかけてくれる人が数… トラックバック:2 コメント:0 2011年07月11日 続きを読むread more
オーストラリアが炭素税をかけることに いずれ日本もこの流れに追随することになるだろう 地球温暖化を防止するために、化石燃料を燃焼させた排気ガスよりCO2を取り出して、地中深く、あるいは深海に閉じ込めようとの検討が日本では国の指導の下に推進されている。それに要する費用はCO21トン当たり現状では6000円程度、国の目標とするところは3000円程度とまだ開が大きい。このCO2 1トン当たり3000円はほとんど達成不可能な数字… トラックバック:0 コメント:0 2011年07月11日 続きを読むread more
中国油田事故は、中国の隠蔽体質と環境軽視の再認識となった 中国の権力体制と利益優先主義の結果? 中国の隠蔽体質がまた明らかとなった。渤海という半分閉鎖された海域での油汚染であるので、琵琶湖の面積の1.25倍の840平方キロメートルにまで広がってしまった流出油は長期間にわたってそこにとどまり、環境に大きな影響を与えることが想像される。流出した油の量は発表されていないのでわからないが、たとば油の層が0.1ミクロン(0.01mm)の分厚… トラックバック:2 コメント:0 2011年07月06日 続きを読むread more
循環注水設備が停止 その原因をなぜ事前につかんでおかなかったかとのマスコミ諸紙の強いお叱りであるが・ 福島第一原発の放射能汚染水より放射性物質を九着除去するシステムにおいて配管の水漏れが発生し、わずか1時間半でその運転が停止したことについて、東京電力に非難が集中しているというニュースです。しかし、下の記事では実際に非難しているのはNHKの記者であり、それをあたかも犯罪でも犯したかのように書き記しているところに問題があります。 配管… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月28日 続きを読むread more
アジアのバイオマスの現状を伝えるWebページ 菅首相推進の自然エネルギーよりもエネルギー密度が高い バイオマスは生物の力を利用して太陽エネルギーを物質(バイオマス)に変換し、得られた物質を燃やすなどしてエネルギーを得ようとするものである。 動物は穀物などを体内で燃やしてエネルギー源としているが、人間や家畜の食の対象や、廃棄物の嫌気発酵によるメタンの取得などは、食生活を圧迫しない効果的なエネルギー源となるのではないだろうか。以下の… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月27日 続きを読むread more
高濃度放射性物質の浄化作業がうまくいっていないというが、東電は完全主義者になってはいないか? 理解ができないニュースである。ゼオライトで放射性物質を吸着しているが、その吸着能力が目標値に達しなかったので、放射能除去装置の運転予定が遅れるというものである。 この装置は高濃度放射能汚染水に含まれる放射性物質の濃度を大幅に低減し、放射性物質を取り除いた水は再び原子炉の冷却剤として利用しようというものである。素人考えでは少しでも放… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月23日 続きを読むread more
「パリ―東京が2時間半、ゼロ・エミッションの超音速旅客機開発中」 2050年を目指して日本も参画 ゼロエミッション! この夏に関東も関西も電力が不足し、日中は電力の使用量を15%抑えなければならないとの現実に直面している日本人にとっては、なんとも快い響きの言葉である。 でも、このゼロエミッションの中身がどこまでゼロエミッションであるかは残念ながらこの記事からは想定できない。なぜならば、藻を繁茂させるときには、培養液、すなわち藻… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月20日 続きを読むread more
経口避妊薬で野菜のキュウリが生き生き 世紀の発見! だが、商品価値は向上するが副作用が心配 中国人の発想はすさまじい。どこでそのような使い方を発送するのか、あるいは発明するのかと感心してしまう。この調子でいくと、中国人がノーベル化学賞をとれる日は近いものと考えられる。なぜならば、化学のもとは錬金術、意欲的な試行錯誤の積み重ねが化学を今日の姿に作り上げた。 錬金術といえば、その根本は欲である。価値のない金属を価値がある金へ… トラックバック:3 コメント:0 2011年05月18日 続きを読むread more
中国の農場でスイカが爆発 成長促進剤で大きく甘くが甘い夢 悪夢になったという話 この記事、読んでいただければ説明の必要はないと思うが、中国の江蘇省の農場でスイカが大きな音とともに、1日に500kgも爆発しているそうだ。大きく甘く育てて高く売ろうとしたところが、その試み(企み)が裏目に出たようだ。 使用した薬品代とスイカそのものの消失で、農家は大きな痛手を負ったものと思われる。 しかし、中国は何でもあり。… トラックバック:1 コメント:0 2011年05月16日 続きを読むread more
やはり核燃料はメルトダウンしていたか!! ひた隠しの日本の現状と、中国の転ばぬ先の情報公開 福島の第一原発1号機において、やはり燃料棒外管であるジルコニウム管が溶融して崩れ、中のウランペレットが原子炉容器下部(下図参照)にたまっていることが判明した。このことは、すでに4月の初めにはささやかれ(出所は秘匿)、たまったペレットの内部はきっと2千数百度になっているに違いないと言われていた。 図の左側、原子炉圧力容器の下部にはそ… トラックバック:1 コメント:0 2011年05月14日 続きを読むread more
太陽電池飛行機が500kmの飛行に成功 その速度は時速13kmと遅いが、これからの展開が感じられる 太陽電池で駆動する飛行機が、500kmを無着陸で13時間かかって飛行したというニュースである。500kmというと東京-大阪間くらいの距離か。平均時速は13kmとなる。昼夜もあり、曇りの日もあるので、この飛行機が飛び続けることは不可能に近いと考えられるが、もしこの速度で飛び続けることができたと仮定すると、44日で地球40000kmを一周で… トラックバック:0 コメント:0 2011年05月14日 続きを読むread more
100ミリシーベルトの被ばくを受けた原発作業従事者は5年間は働けない! 失業補償は? 交代要員は? 福島では農業者や漁業者にたいする補償の問題が発生しているが、原発作業従事者はどうなるのか。一時的には約7万人ともいわれる全国の原子力従事者が福島への動員の可能性があるが、放射線量の高い現場で、5年間に許容される100シーベルトを超えた場合には、その時点から5年間、作業にはつけなくなる。 これは、国側にも作業もする側にとっても、想定… トラックバック:1 コメント:0 2011年04月29日 続きを読むread more
福島原発処理 人員確保困難で従来の被曝量の上限値50ミリシーベルトを撤廃へ! 暫定の250も超える? 背に腹は代えられぬ状況に陥ってきている。原発処理における苦しい台所事情だ。 昨日のニュースでは、3か月間に5ミリシーベルトの基準値の3倍となる被曝はけしからん!といった国が、今日はその被曝線量の許容値を大幅に緩和するといっている。年間50ミリシーベルト、5年間で100ミリシーベルトというのが従来の値だが、その上限を撤廃するといって… トラックバック:0 コメント:0 2011年04月28日 続きを読むread more
驚きは原発の核分裂だけではなかった 核融合の場合もいいことづくめではなく、隠れた問題点が!! 3月11日の原発事故が起こるまでは、私は核分裂は制御棒さえ無事に差し込まれれば分裂反応が止まるものと思い込んでいた。実に生半可な知識であったなと、目の前で起こった出来事に考え込んでしまった。 次に考えたのが、関東地方の電力供給についてである。静岡-糸魚川(フォッサマグナ)あたりを境に、東は50ヘルツ、西は60ヘルツである。西日本か… トラックバック:0 コメント:0 2011年04月26日 続きを読むread more
いいアイデアが浮かんだ! 高濃度放射性物質は日本海溝に沈める! 問題解決なれど誰が許可する? 低濃度放射性物質を含んだ水を福島原発から放流したことにより、日本は海外からの批判にさらされている。この海流がすぐには届かないと考えられる韓国でも大問題視され、もちろんロシアからも非難されている。海流の表層に廃棄した放射性廃棄物は海流に乗って、やがて世界中に広がる。 そこで、日本海溝に放射性物質を捨ててはいかがかというアイデアである… トラックバック:1 コメント:2 2011年04月09日 続きを読むread more
日経ビジネスの記事「今の放射線は本当に危険レベルか、ズバリ解説しよう」 は説得力あり 有用です 有用な、私たちが本当に知りたい情報が掲載されていましたので、ポイントを抜粋させていただきました。原文は長文で、さらに多くの知見が入っていますので、ご覧になってください。 真に注意すべきはヨウ素131。 ヨウ素以外の放射性元素での発症例はない。 半減期が30年と長いセシウムなどの放射性元素で土壌が汚染されることは問題。 … トラックバック:0 コメント:0 2011年03月27日 続きを読むread more
日本技術士会より「東北関東各地の環境放射能測定情報について」というお役立ち情報サイトあり 日本技術士会原子力・放射線部会が「東北関東各地の環境放射能測定情報について」というサイトを立ち上げています。何かのお役にたてればと、アドレスと、その前書きをこのブログに転記いたしました。 内容はこのアドレスに http://www.engineer.or.jp/dept/nucrad/open/index.html … トラックバック:0 コメント:0 2011年03月24日 続きを読むread more
今回の原発事故をオーストリア気象当局がチェルノブイリ事故と比較した! その程度は・・・ 今回の福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質の量の算定がオーストリアの機関によってなされました。一つの推算ではありますが、チェルノブイリ事故との比較がなされるとは、その程度は相当なものとの印象を持たざるを得なくなります。 今回の放射性物質の影響は首都圏にも及んでいます。下に示した書籍の内容に少しばかり近づいているのかもしれませ… トラックバック:0 コメント:1 2011年03月24日 続きを読むread more