iPad購入のために自身の腎臓を売り払った中国の少年 日本の青年もお金のために自身の腎臓を売っていた

中国の高校生がiPadのために自分の腎臓を売ったというニュースは衝撃的であった。17才といえばまだ善悪の判断がつきにくい年頃か? 善悪と言わずとも自分の行動が自分自身に、そして家族に将来亭にどのような悪影響を及ぼし続けるのかが具合的に想像できない年頃かもしれない。

中国は一人っ子政策をまだ継続している。この高校生は男子であるので、結婚すれば両家の両親、場合によってはさらにその両親までの面倒を見る必要が生じ、ここでシックスポケットの逆流現象が生じてくる。家族を、そして家計を支えるためには健康こそが基本となるわけである。

日本人の多くはこの中国のニュースを聞いたときに、たった30万円で、それもiPodが欲しいという理由だけでなぜ大切な腎臓を売り払ってしまったのだろうと疑問に感じたり、あるいは「中国には馬鹿な少年がいるのだなあ」と率直な感想をもった人もいたことと思う。

このニュースのあとで日本のニュースが続いた。55才の医師が自分自身に移植する腎臓を1000万円で購入?して、逮捕されたというニュースである。ドナーは20才代の男性とやはり若い。1000万円のうち、半分の500万円でも手にしたのであろうか? あるいは、暴力団に脅される理由があり、無償に近い値段で自身の腎臓を提供したのであろうか。

日本の平均賃金が中国の10倍とすると、300万円が手元に入らなければ等価とはならない(このような比較をすること自体が無意味と考えられるのだが)。この日本の青年がどのような生活環境にあったかは今後の捜査の進展と共に、マスコミを通じて明らかにされてくることと思うが、臓器売買は中国だけの問題ではないことは確かである。日本に少しの救いがあるとすると、未成年の場合には何事においても保護者の承諾が必要であるというこの一点である。

日本の経済活動の低迷により、職を得られない、あるいは報酬の低い家庭が今後増加してくることは容易に想像できる。このような家庭の子供たちが心身ともに健全に生きていけるシステムの強化が日本国政府には求められている。ひとりひとりが幸せに生きて、幸せな家庭を築き、それが幸せな豊かな国家の礎となるように。



47News 6月8日

腎臓売ってiPad2購入 中国の高校生、体調悪化



 米アップルの多機能端末「iPad2」を買うため、中国安徽省の高校1年の男子生徒(17)が臓器ブローカーに自分の腎臓を売っていたことが分かった。広東省の深セン衛星テレビが8日までに報じた。生徒の体調は少しずつ悪化しているという。

 iPad2がどうしても欲しくなった生徒は4月下旬、腎臓が高く売れると知り、ネット広告を出していたブローカーに連絡を取った。湖南省の病院に連れていかれ、腎臓を片方摘出された。

 3日間の入院の後、2万2千元(約27万円)を受け取り、iPad2や携帯電話iPhoneを購入。高価な持ち物を母親に問い詰められて発覚した。




東京新聞 6月28日

移植時支払いも1000万円 組幹部に院長

 生体腎移植をめぐる臓器売買事件で、臓器移植法違反などの疑いで逮捕された堀内クリニック(東京都江戸川区)院長堀内利信容疑者(55)が、昨年七月に宇和島徳洲会病院(愛媛県)で移植手術を受けた際、仲介者となった指定暴力団住吉会系組幹部の男に一千万円の報酬を支払っていたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 埼玉県の二十代の男性を紹介された。この男性とも養子縁組をし、七月二十九日に宇和島徳洲会病院で移植手術を受けた。組幹部に対しては、滝野容疑者に支払ったのと同額の一千万円を、仲裁とドナー紹介の報酬などとして、二百万円と八百万円に分けて支払ったという。

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