2010年が電子書籍元年というが、まだ日本で爆発的普及とならない理由考 普及まであと一歩か!?

電子画面上で文学書や学術書が読めれば素晴らしい。電子書籍であるから検索機能を使って書籍中の必要情報が記載されているページを瞬時にして見つけられる。したがって、必要な情報はすぐに見つかるし、何といってもかさばらない。日本の狭い住宅事情にはもってこいのシステムである。これが普及しないはずはない。

このような理由で、電子書籍は日本の社会にすぐに受け入れられると考えられたが、その普及は少し足踏みしているようである。その大きな理由のひとつにまだコンテンツ(書籍の数)が充実していないことが挙げられる。その第一の原因としては、日本では電子書籍閲覧の形式がまだ統一されず、電子書籍元年の閲覧形式の乱立状況にとどまっていること、第二に書籍閲覧のためのタブレットがまだ普及していないこと(スマホ画面では小さい)、そして第三にやはり日本人の多くは紙ベースで書籍を読む習慣が付いてしまっていること、が考えられる。

電子書籍は日々改良され、ユーザーフレンドリーになってくることは間違いないと考えられるが、私たちの世代は年寄りと言われるかもしれないが、電子画面で提供される文書であっても紙へとプリントアウトして、それを読む。そのほうが、内容が速やかに理解できるからである。文書を読むときには、その読み方は人それぞれであると思うが、おそらくはキーワードを追いかけて斜めに文書を理解しているのではないだろうか。文書の広い範囲が一瞬にして見渡せなければならない。したがって、プリントアウトが必要となるわけである。書籍ともなれば、普通は200ページくらいの分厚さである。これをパラパラめくりながら書籍の内容を短時間で理解する。ところが電子書籍ではそうもいかない。

さらに悪いことには、日本の文学書ともなれば縦書きである。PDF書籍などでの閲覧では、コンピュータの横長の画面では、縦長の文書は上下が切れ、それを閲覧するためには非常な労力を要する。全体を見ようとすると自ずと文字が小さくなってしまう。したがって、日本語の縦書き文書は、横書きに変換するか、あるいは多段組みにする必要が生じる。その一例を下に示した。

電子書籍が如何にユーザーフレンドリーなシステムに成長していくか、プリントアウトしなくても書籍の内容が容易に理解できるシステムになるかを期待している。

青空文庫
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週刊ダイヤモンド
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ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー
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    Excerpt: 2010年が電子書籍元年というが、まだ日本で爆発的普及とならない理由考 普及まであと一歩か!? 伝右の日記・日々考えること感じること/ウェブリブログ Weblog: オークリー レンズ racked: 2013-07-04 02:04