公文式学習法の基本は「読み」「書き」「計算」 楽しみながらの勉学こそ血となり智となることを親は知ろう

教育についての話題である。話題といってしまえば非常に軽い内容に感じられるので、教育の本質についての話である。教育の基本は、寺子屋の時代から「読み」「書き」「そろばん」と言われたが、それは今でも変わってはいない。公文式の基本は「読み」「書き」「計算」である。子供のときからこの3要素を鍛えることにより、どのような事態に遭遇しても自ら情報を獲得し、それを加工して、独自の知識(智恵)に加工していくことができる。これが「生きる力」であり「人間力」ではないかと思う。

「ゆとり教育」もこの「生きる力」を引き出すことを目標に教育設計がなされた。しかし、学校での勉学時間を削りすぎ(事業時間の3割削減)た結果、勉強があまりにも駆け足となり、結果的には、この重要な3要素「読み」「書き」「計算」をうわべだけ教えることに終始したのではないか、それが結果的には学力の定価につながったのではないかと推測される。

わたしは、個々の子どもの特徴に合った勉強方法があると思う。それでもある時期、教育に適した時期には、この3要素を確実に身に付けさせることが必要であり、公文式学習法は学習進度の判断ができるので、この3要素の学習に適した学習方法のひとつではないかと思っている。ただし、親が子供に勉強を強制しすぎると苦しさばかりの学習となってしまい、結局は学習効果は薄いものとなる。さらに、学習が受身となるために、獲得した知識を生活に利用しようとする意欲も失われていく。学校秀才が実社会で大成できない理由がここにあるような気がする。保護者は全人格的な教育の第一歩として、この3要素の学習を生きた教育として位置づけるべきではないだろうか!?



日本経済新聞 2月4日の記事より

70億人市場と向き合う 公文教育研究会社長 角田秋生
教育事業、理念は万国共通

海外では現在、欧米やアジア、中東など46ヵ国・地域で約8200教室、生徒数は440万人
寺子屋方式が多様な人がいる世界に合っている。年齢や学力がバラバラの子供たちを同じ教室に集め、現地採用の指導者やスタッフが生徒一人ひとりの学力に応じた教材を与える。生徒の表情や鉛筆の動きを観察し、必要なら個別に手を差しのべる。そして教えるのは「読み・書き・計算」や自発的に学ぶ姿勢だ。
 


日本経済新聞 2月2日の記事より

あすへの話題 東京大学名誉教授 和田昭允
知識と知恵

知識と智恵は違う。それぞれ情報と能力だ。この2つを共演させる妙味を覚えると、勉強、仕事、そして毎日が楽しくなる。
智恵は自分の頭で生むものだ。
教育は相手を「知識獲得」と「智恵発揮」に夢中にさせれば成功である。僅かな知識でも智恵を出してまとめると、自分だけの知識になって使える。それが面白くてもっと知識が欲しくなる。さらに智恵を湧かせたくなる。このサイクルで「智の発展のラセン階段」を楽しくかけ上がらせるのだ。



書籍「早期教育と脳 」(光文社新書)より

普通の育児の中にこそ、脳の成長に必要な刺激がすべてある!
本来、生物にとっての「臨界期」とは、「生物が環境に適応するために脳が柔らかい状態で生まれ、それぞれの環境に合わせて生きていけるように脳の機能を柔軟に作り替え、それを定着させることのできる時期」のことです。この「環境に合わせて生きていける」が重要なのであり、算数や英語といった知能を強化することのみに与えられた能力ではないのです。
ところが、今の行きすぎた早期教育の風潮は、人間の発達の一つの側面であるに過ぎない「臨界期」を、「教育的効果の高い時期」といった狭い範囲で捉えているように感じられます。(本文より)
教育すれば、必ず効果があるわけではない!

著者は1947年香川県生まれ。京都大学医学部卒業後、福井医科大学助教授、埼玉医科大学教授を経て、現在東京女子医科大学教授。日本乳児行動発達研究会、日本赤ちゃん学会事務局長。文部科学省の「脳科学と教育」プロジェクトにも携わる。著書に『赤ちゃんと脳科学』(集英社新書)『赤ちゃんのしぐさ辞典』(共著、学習研究社)など多数。

第一章 早期教育と脳
第二章 乳幼児と英語教育
第三章 育児不安と孤独な母親
第四章 地域社会と子ども集団
第五章 障害児教育から子育てを考える


            

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