世田谷の高放射能問題の原因が判明 放射能の危険性は原発以前からあったわけだ そして今もまだある

世田谷で強い放射能が検出された一件は、ビンに保存されたラジウム226が民家の床下にあったためと判明した。ラジウムはWikipediaによると、

ラジウムがアルファ崩壊してラドンになる。ラジウムの持つ放射能を元にキュリー(記号 Ci)という単位が定義され、かつては放射能の単位として用いられていた。現在、放射能の単位はベクレル(記号 Bq)を使用することになっており、1 Ciは3.7 × 1010 Bqに相当する。なお、ラジウム224、226、228は WHO の下部機関 IARC より発癌性があると (Type1) 勧告されている。

以前は、放射線源として医療分野等に使用されたが、現在はコバルト60に取って代わられている。また、1990年代以前は時計の文字盤などの夜光塗料として利用されていた。



放射性物質が鉄鋼に混入し、健康被害を招く例がある。調べれば多くの例が見いだせると思うが、その中の数例を示した。私の記憶では、この他にも韓国において放射能汚染された鉄筋が使用されたマンションで住民が健康被害にあった例もある。今回の世田谷の一件は原発事故とは無関係であることが分かったが、原発起源の放射性物質で有る無しにかかわらず、リサイクルにおいては厳密なチェックが必要となる。今回の世田谷事件がその警鐘を鳴らすものとなってもらいたい。

汚染された金属スクラップ(2000年8月26日)
中国製ステンレス鋼材から放射性物質 イタリア、捜査を開始(2008年3月2日)
台湾で建材用鉄筋に放射性物質が混入し住民に癌が多発2000.12日本テレビ「特命リサーチ200X」(2011年5月2日)


なお、日本人は放射能を恐る一方で放射能好きでもある。知ったか知らずか、放射能を健康増進に取り入れている。

ラジウム温泉やラドン温泉は健康に有用か? 有害か? それとも単なる信仰か? (2009年4月5日)
家庭用ラドン・ラジウム温泉の元は10分の10の確率で効力なしと国民生活センターが報告 (2010年4月25日)

参考
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
(昭和三十二年六月十日法律第百六十七号)



NHK 10月14日

高放射線量 原発事故と無関係

東京・世田谷区の住宅で床下にあった瓶から高い放射線量が検出された問題で、文部科学省が調査した結果、ビンの中の物質は、がんの治療や蛍光塗料などとして使われる放射性物質のラジウムの可能性が高く、高い放射線量と原発事故とは無関係なことが分かりました。この放射性物質は国への届け出がなかったということで、文部科学省が詳しいいきさつを調べています。

床下にあった箱の中の瓶から高い放射線量が検出されたものです。文部科学省が、検査官を現場に派遣して調査した結果、箱の中には試験管のような瓶が数十本あり、粉状のものが入っていたということで、ビンの表面で1時間当たり600マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されました。このため、これらの放射性物質を放射線を遮る鉛の容器に入れるなどして、住宅の敷地境界から離れた場所に置いたところ、敷地境界で最大1時間当たり3マイクロシーベルト余りあった放射線量は、10分の1以下の1時間当たり0.1マイクロシーベルトから0.3マイクロシーベルトまで下がったということです。

ラジウムは、ウランが崩壊してできる放射性物質で、天然の状態では、溶岩が固まってできた玄武岩や花こう岩などに含まれています。半減期の長さが異なる4つの種類があり、今回見つかったものは、このうち半減期がおよそ1600年と最も長い、ラジウム226と推定されています。



テレビ朝日 10月13日

【原発】相次ぐ“高放射線量”モニタリング強化へ

 東京・世田谷区で1時間あたり約2.7マイクロシーベルトの高い放射線量が測定されたことを受けて、藤村官房長官は、モニタリング調査の強化を図る考えを示しました。

 世田谷区のような高い放射線量の地点が今後、さらに発生した場合は、文部科学省などが自治体の相談に応じるほか、除染作業などについても専門機関と連携して対応する方針を示しました。また、福島第一原発の80キロ圏外で放射性ストロンチウムが検出されたことなどから、モニタリングのあり方を見直す考えを明らかにしました。

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