スーパーコンピュータはやはり世界一でなければ意味がないですよね! 蓮舫さん

事業仕分けでその命が危ぶまれたスーパーコンピュータ「京」だが、現在世界一の演算速度を持つスーパーコンピュータとして認定されている。そして、本日の日本経済新聞のニュースは、これよりもさらに100倍の演算速度を持ったスーターコンピュータを2020年頃に実現させようという内容である。

計算速度が速くなると、詳細なシミュレーションが可能となる。例えば、超大型で強力といわれた台風6号の進路を覚えていらっしゃるだろうか。この成長及び進路の予測はこの台風が発生したときに正確に予測されていた。素人目には、台風がなぜ四石の直前で東方向に進路を変更するのか?などと思ったものだが、実際にその通りになった。

台風9合についても、こちらも素人目にはまっすぐに北上して九州あるいは四国に上陸するものと思っていたが、コンピュータで予測された通り、突然に進路を西に変えた。

コンピュータの計算能力が向上すれば台風の進路予測だけでなく、材料開発や新薬開発その他、多くの事柄が解析できたりシミュレーションできたりする。台風の進路を正確に予測できることは災害を減らすことにつながるし、また、個人の予定を変更したり確定したりするときにも有用な情報を与える。材料開発や医薬品開発の開発速度が早まれば人類に大きな恩恵を与える。あるいは、未来のエネルギー核融合を行うための融合路の設計などが加速される可能性もある。

事業仕分けで一旦はその命を落としたスーパーコンピュータであるが、やはり国の技術力を表すスーパーコンピュータは世界一でなければならない。



日本経済新聞 8月7日

次世代スパコン開発へ 計算速度「京」の100倍 文科省、省エネ技術を後押し

文部科学省は世界最高の性能を誇る次世代スーパーコンピューターの開発に来年度から乗り出す。計算速度は今年6月に世界一のスパコンになった理化学研究所の「京(けい)」を100倍上回る。自動車部品の設計や省エネ半導体などの開発を後押しし、日本の産業競争力の向上につなげるのが狙い。2020年ごろの実用化を目指す。

次世代スパコンは毎秒100京(京は1兆の1万倍)回の計算能力を目指す。地震・津波の予測や新材…




独立行政法人 海洋研究開発機構 2006年2月

地球シミュレータによる台風の進路予測を開始

地球シミュレータを使用する本モデルにはそのような制限はないので、単に地球全体を計算するだけでなく、5.5km間隔という細かい格子で全体を分割し、さらに日本領域を2.78kmの間隔まで非常に細かく分割して計算しています。

従来の100km格子による計算結果と比べると、はるかに詳細な予測結果になっています。それは、100km格子では計算できなかった台風の動きを左右する、様々な現象を計算できるようになったからです。

もう一つは、格子の切り方です。このモデルでは空と海を同一かつ均一な格子で分割しています。空気と海水では変化の速度などが違うため、従来はそれぞれ別の格子が使われてきましたが、その難しさの克服に成功しました。

分割した格子に沿って空と海を同時に計算ができるようになり、空と海が連動して時々刻々と変化する台風のような現象では、その強みを遺憾なく発揮しています。



台風の進路

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