藻類バイオマスからの優れたバイオディーゼル生産性 1ha(約1反)当たり年140トンの油が得られると

ブッシュ大統領時代に話題となったバイオエタノールは、食料のエタノールを原料として発酵によりエタノールを生産するというものであった。しかし、人間の食料や家畜の飼料を自動車の燃料に変えること、その燃料エタノールを製造するために多くのエネルギー(石油)が費やされるので、何をやっているのかが不明確である点で、評判のよくない燃料であった。バイオエタノール業者は国の補助により利益を得ていたと考えられるので、国民の血税を食料の無駄使いに当てていたととの印象は否めない。

一方、藻類を培養し、得られた藻(バイオマス)から油を得るという方法は脚光を浴び、ジェット燃料としても使用できることが確認された。藻類は増殖速度が速いので、培養条件さえ整えてやれば単位面積あたり多くの収穫が期待できる。培養条件として必要なのは適切な培地(餌)条件と十分な太陽光である。ご存知の通り太陽光はすべてのエネルギーの源であり、この藻類バイオディーゼル然り、太陽電池然り、その有効利用が今の私たち人類に求められている。

今回、この藻類バイオディーゼルについて面白いサイトを発見したので、ここにその一部を引用して紹介した。その油の生産性は他の油採取植物と比較しても非常に優れていることがわかる。以前意ブログで1ha(1ヘクタール、約1反)当たりの穀物の生産量を示したことがあるが、この量と比較しても藻類バイオディーゼル油の生産量は優れたものとなっている。また、空気中のCO2を太陽光を利用して固定化していることがわかる。藻類を培養するための餌はこの資料では工業排水とされているので、藻類油(バイオディーゼル油)を得ながら、その一方で工業排水が浄化できるという優れたシステムである。2014年以降の実用化とされているので、注目しておくべき技術であろう。


藻類バイオマスエネルギー技術の展望より

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この記事へのコメント

低フリクションピストンピン
2017年06月19日 01:55
島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑の原理をついに解明。名称はCCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象にかかわる広い説明が可能で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後潤滑油の開発指針となってゆくことも期待されている。

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