中国油田事故は、中国の隠蔽体質と環境軽視の再認識となった 中国の権力体制と利益優先主義の結果?

中国の隠蔽体質がまた明らかとなった。渤海という半分閉鎖された海域での油汚染であるので、琵琶湖の面積の1.25倍の840平方キロメートルにまで広がってしまった流出油は長期間にわたってそこにとどまり、環境に大きな影響を与えることが想像される。流出した油の量は発表されていないのでわからないが、たとば油の層が0.1ミクロン(0.01mm)の分厚さで広がっているとして計算すると(参考文献の19ページ参照)、約80トンあまりの油が流出したとの計算となる。実際は大した流出量でなかったのかもしれない。

問題となるのは、やはり、隠蔽体質と環境軽視の体質である。中国は日本海での石油掘削等、油田の規模を大きくしていくことを考えている。日本海で同様の事故が起こったら、日本への直接的な影響は避けて通れないであろう。経済は既に国際的な水準に達したのであるから、つぎは環境に注力してもらいたい。日本が通ってきた道を検証すれば、環境に力を入れることで得られる利益の大きさにも気がつくはずだ。



jiji.com 7月2日

渤海の油田で漏出事故=半月以上隠す-中国

 【北京時事】新華社電によると、中国海洋石油(CNOOC)は2日までに、中国山東省沖の渤海にある蓬莱油田・ガス田で6月上、中旬に油漏れがあったことを明らかにした。事故原因は調査中で、流出量は明らかにされていないが、「原油の漏れは有効に抑制し、油膜の回収も基本的に完了した」としている。




産経ニュース 7月6日

中国の海上油田で原油流出 隠蔽体質に非難集中

 中国山東省沖の渤海にある同国最大の海上油田で6月上旬に原油が流出していたことが発覚し、国家海洋局は5日、初めて事故を公表し、原油が広がった面積は840平方キロにわたったことを明らかにした。汚染拡大が懸念されているにもかかわらず、発生から約1カ月も事故を隠蔽した当局や企業の姿勢に、国民の不信感が高まるのは必至だ。

 中国メディアからの問い合わせに沈黙を守っていた中国海洋石油は1日夕になって流出を認めた。3日には同社関係者が「油漏れの範囲はわずか200平方メートル程度だ。事故処理はすでに完了しており、現場海域の環境への影響は少ない」とコメントしたが、国家海洋局の発表によって、事態を著しく過小評価していたことも浮き彫りとなった。

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asahi.com 7月6日

..中国渤海の海上油田で原油流出 琵琶湖の1.25倍

 中国国家海洋局は5日、山東省沖の渤海にある海上油田「蓬莱19―3」で6月上旬から原油流出事故があったことを公表し、周辺海域約840平方キロに原油による汚染が広がったと明らかにした。

 流出面積は琵琶湖の約1.25倍に相当する。すでに新たな流出の広がりは抑え込まれているというが、半月以上も事故を公表しなかった当局や石油企業側に批判の声が上がっている。

 一部の中国メディアは事故発生を6月下旬に報じたが、沿岸地域の地方政府にも通報などはなかったとされる。

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