「パリ―東京が2時間半、ゼロ・エミッションの超音速旅客機開発中」 2050年を目指して日本も参画 

ゼロエミッション! この夏に関東も関西も電力が不足し、日中は電力の使用量を15%抑えなければならないとの現実に直面している日本人にとっては、なんとも快い響きの言葉である。

でも、このゼロエミッションの中身がどこまでゼロエミッションであるかは残念ながらこの記事からは想定できない。なぜならば、藻を繁茂させるときには、培養液、すなわち藻の餌となる栄養分が必要で、この餌を得るために前もってエネルギーが必要ではないか? 藻を繁茂させるための培養液の循環にエネルギーが必要ではないか? 藻からオイル(燃料)を分離するためにエネルギーが必要ではないか? とバラ色の飛行計画に対してついつい疑問を呈してしまう。

さらに、ある高度となった時に、液体水素と液体酸素をプロペラント(燃料)とするロケットエンジンで高度を上げるとあるが、水素の製造は原油の分解(クラッキング)あるいは水の電気分解、酸素は空気の蒸留分離と、それぞれの取得にはエネルギーを要する。

このゼロエミッション計画がどこまで練られたものかは不明であるが、高い目標を掲げ、そこにどれだけ近づけるか、その技術開発において生み出される新技術の波及効果を狙うのであれば意味のある計画であると考えられる。パリ-東京間が2時間半とゼロエミッションが同居するなんとも不思議なニュースではあるのですが。ゼロエミッションを謳うならば、1週間かかってパリに行っても十分に意味があることではないでしょうか!?



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