アメリカの陪審制度とは時には常軌を逸する セクハラ裁判で76億円の賠償命令が! な~ぜ?

職場におけるセクハラがアメリカにおいてどれだけすごい結果を及ぼすかを如実に語る裁判結果である。とても日本では考えられない賠償額であるが、これはアメリカにおける陪審員制度による裁判だから出てきた結果である。日本の陪審員制度においては、担当する裁判官が陪審員を導くべくサジェッションを与える。びっくりするような刑が言い渡されることはない。

一方アメリカの裁判において賠償額は被告の言うがままである。特に今回のように精神的苦痛を味わったとされるものについては、その苦しみは本人にしかわからないから金額のつけようがない。被告の言う金額が苦痛の金額ということになる。そこで、請求される賠償額は時として非常に高額となるが、陪審員がこれを認めると今回のような高額な賠償金額が現実のものとなってしまう。賠償金額が青天井の、まったくもって恐ろしい裁判の方法である。

セクハラではないが、それに近いものとして産経ニュース2月1日付に次のようなニュースがある。82億円という金額は、この女性が能力があり、社長にまで上り詰めたとしての生涯賃金であろうか? 賠償金額を決めた根拠が明確ではない。どうせ陪審員裁判であるから、陪審員の心情に訴えれば金額は二の次という考え方であるのだろう。

思うに、アメリカとは本当に先進国であろうか? 良識をわきまえた国であろうか? セクハラは決してよくはないが、先のトヨタのブレーキ欠陥(があるといわれた)いじめにしてもまさにそのように、ご都合主義の弱い者いじめがまかり通るお国柄である。セクハラが決していいとはいわないが、パワハラも同じくよろしくない。トヨタはアメリカで損害賠償裁判を起こすに足る資格は十二分に有している。


産経ニュース 2月1日

米東芝、女性差別で訴えられる 女性社員が82億円請求 昇進や給与で

 東芝の米国法人が女性に対し、昇進や給与面で、組織的な性差別をしているとして、同社の原子力発電所部門に勤務していた女性が31日、会社を相手取り1億ドル(約82億円)の賠償を求める訴えをニューヨークの連邦地裁に起こした。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。

 訴えによると、東芝は女性従業員に対し、同じ仕事をしている男性と同等の給与やボーナスを支払わず、昇進面でも男性を不当に優遇しているとしている。



REUTERS 6月12日

米イリノイ州のセクハラ訴訟、76億円の賠償命じる評決

世界のこぼれ話
「世界一背の低い男性」はフィリピンの18歳、身長59.9センチ 米中流世帯の養育費、高校卒業までに1830万円=調査 中国で建国以来60年ぶりに競馬解禁、ただし「賭け」は禁止 米アップルストア店員、待遇改善求め労働組合の設立目指す  [ニューヨーク 10日 ロイター] 20代の女性従業員が上司から性的嫌がらせ(セクハラ)を受けたとして、勤務先だった会社に損害賠償を求めた訴訟で、米イリノイ州の連邦地裁の陪審団は、9500万ドル(約76億円)の賠償を命じる評決を出した。
 被害を訴えたのは全米でチェーン展開する家具店アーロン(AAN.N: 株価, 企業情報, レポート)で勤務していたアシュリー・アルフォードさん。陪審団は3日間の評議を経て、1500万ドルの補償的損害賠償、8000万ドルの懲罰的損害賠償を認めた。

 アルフォードさんの弁護士は、個人が訴えたセクハラ訴訟では最高額の賠償になると思うと話した。ただ、法定制限によって賠償額が4300万ドルに減額される可能性がある。

 一方アーロン側は、陪審団が出した評決は証拠を正確に反映していないとして、不服申し立てを行う意向を示した。

 20歳だった2005年に採用されたアルフォードさんは、翌06年に退社し08年にアーロンを相手取り損害賠償を求め提訴。当時勤務していた店舗の店長にソファの上に投げ飛ばされた上、店長がアルフォードさんの胸の上で自慰行為を行ったなどと訴えている。

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    Excerpt: アメリカの陪審制度とは時には常軌を逸する セクハラ裁判で76億円の賠償命令が! な~ぜ? 伝右の日記・日々考えること感じること/ウェブリブログ Weblog: プラダ 財布 racked: 2013-07-08 19:01