スペースシップによる民間宇宙旅行は少し遅れながらも順調にその準備が整っている 2012年に商業運用?
2011年から始まる予定であった民間宇宙旅行の開始が、2012年以降に伸びているとのニュースである。
何か致命的な事象でもあるかと調べてみたが、特にそのようなことはなく、単にスケジュールの遅れと解釈してもよいようだ。Wikipedia(英語版)によると現在もテストフライトが高い密度で続けられるとともに、すでに旅行費用を払い込んでいるお客様もたくさんいるようだ。
100km以上の高度が便宜的に宇宙と定義されるが、その宇宙での4分間の滞在に多くの金持ちは期待をかけているようだ。下のYouTubeでその宇宙旅行の概要がわかる。
Searchina 5月14日
商業宇宙旅行はどうなった? 擬似宇宙遊泳なら約40万円で可能に
日本での取り扱い企業はいずれも2012年以降に延期。2011年は無重力体験で、宇宙へ飛び出す前のウォーミングアップが可能となっている。
2005年頃から日本でも募集が始まり、注目を集めた商業宇宙旅行。当時、元ライブドア社長の堀江氏も宇宙旅行ビジネスに興味を示し、話題となった。2005年当時は3~4年後にサービスを開始するといわれていたが、6年経った今の状況はどうなっているのだろうか。
現在日本で宇宙旅行を取り扱う主な企業は、クラブツーリズムとJTB。クラブツーリズムは、ヴァージンギャラクティックと提携し、大気圏を超え、高度110kmの宇宙空間に出かけるプランの参加者を募集している。フライト時間は約2時間で、うち無重力体験が4分間。価格は20万ドル(約1600万円)。現在、出発時期は2012年以降に延期されている。
またJTBでは、高度100kmの宇宙空間で約5分間の無重力状態を体験する宇宙体験旅行と、国際宇宙ステーションに8日間滞在する本格宇宙旅行の大きく2コースがある。本格宇宙旅行は、宇宙飛行士訓練センターでの6~8ヵ月程度の訓練が必要となる。こちらも開始は、2012年以降に延期されている。
2011年は「無重力体験」で疑似宇宙遊泳が可能となっている。無重力状態はジェット機のパラボリックフライト(放物飛行)によって作り出される。JTBが参加者を募っているのが「無重力体験飛行」で、1回のフライトで約30秒の無重力状態を10~15回体験できる。実施場所はアメリカかロシアで、費用は一番安いクラスで1人約5000ドル(約40万円)となっている。
この無重力体験飛行は、国内でも実施されている。財団法人 日本宇宙フォーラムとダイヤモンドエアサービス(名古屋)が「無重力簡易実験」を行っている。10~70歳までの健康で、乗り物酔いをしない人であれば誰でも参加できる。1回のフライトで約20秒の無重力状態を最大7回程度。費用は1人40万7000円。
人類が月に着陸してから約40年が過ぎ、ついに一般人の宇宙旅行も実現しそうだ。ただし、豊富な資金が前提となっているようだ。
スペースシップに関するYouTube
Virgin Galactic社の宇宙旅行紹介ビデオ
クラブツーリズムのスペースシップ2宇宙旅行紹介ビデオ
SpacesShip2(Wikipedia)
Commercial operation
The duration of the flights will be approximately 2.5 hours, though only a few minutes of that will be in space. The price will initially be $200,000.[37] More than 65,000 would-be space tourists applied for the first batch of 100 tickets. In December 2007 Virgin Galactic had 200 paid-up customers on its books for the early flights, and 95% were passing the 6-8 g centrifuge tests.[38] By the start of 2011, that number had increased to over 400 paid customers.[39]
Following 50–100 test flights, the first paying customers are expected to fly aboard the craft in 2011.[40][unreliable source?][41][42] Refining the projected schedule in late 2009, Virgin Galactic has declined to announce a firm timetable for commercial flights, but did reiterate that initial flights would take place from Spaceport America. Operational roll-out will be based on a "safety-driven schedule" but they hope to achieve it "within two years".[23] In addition to making suborbital passenger launches, Virgin Galactic will market SpaceShipTwo for suborbital space science missions.[23]
関連ブログ
宇宙旅行が10万ドルで実現する
2年後に実現する民間宇宙旅行 宇宙旅行への期待はますます上昇中(skyrocket状況)
民間宇宙旅行を商品としたJTBの中村豊幸 そこに至る道のりを記した「新企画は宇宙旅行!」
何か致命的な事象でもあるかと調べてみたが、特にそのようなことはなく、単にスケジュールの遅れと解釈してもよいようだ。Wikipedia(英語版)によると現在もテストフライトが高い密度で続けられるとともに、すでに旅行費用を払い込んでいるお客様もたくさんいるようだ。
100km以上の高度が便宜的に宇宙と定義されるが、その宇宙での4分間の滞在に多くの金持ちは期待をかけているようだ。下のYouTubeでその宇宙旅行の概要がわかる。
Searchina 5月14日
商業宇宙旅行はどうなった? 擬似宇宙遊泳なら約40万円で可能に
日本での取り扱い企業はいずれも2012年以降に延期。2011年は無重力体験で、宇宙へ飛び出す前のウォーミングアップが可能となっている。
2005年頃から日本でも募集が始まり、注目を集めた商業宇宙旅行。当時、元ライブドア社長の堀江氏も宇宙旅行ビジネスに興味を示し、話題となった。2005年当時は3~4年後にサービスを開始するといわれていたが、6年経った今の状況はどうなっているのだろうか。
現在日本で宇宙旅行を取り扱う主な企業は、クラブツーリズムとJTB。クラブツーリズムは、ヴァージンギャラクティックと提携し、大気圏を超え、高度110kmの宇宙空間に出かけるプランの参加者を募集している。フライト時間は約2時間で、うち無重力体験が4分間。価格は20万ドル(約1600万円)。現在、出発時期は2012年以降に延期されている。
またJTBでは、高度100kmの宇宙空間で約5分間の無重力状態を体験する宇宙体験旅行と、国際宇宙ステーションに8日間滞在する本格宇宙旅行の大きく2コースがある。本格宇宙旅行は、宇宙飛行士訓練センターでの6~8ヵ月程度の訓練が必要となる。こちらも開始は、2012年以降に延期されている。
2011年は「無重力体験」で疑似宇宙遊泳が可能となっている。無重力状態はジェット機のパラボリックフライト(放物飛行)によって作り出される。JTBが参加者を募っているのが「無重力体験飛行」で、1回のフライトで約30秒の無重力状態を10~15回体験できる。実施場所はアメリカかロシアで、費用は一番安いクラスで1人約5000ドル(約40万円)となっている。
この無重力体験飛行は、国内でも実施されている。財団法人 日本宇宙フォーラムとダイヤモンドエアサービス(名古屋)が「無重力簡易実験」を行っている。10~70歳までの健康で、乗り物酔いをしない人であれば誰でも参加できる。1回のフライトで約20秒の無重力状態を最大7回程度。費用は1人40万7000円。
人類が月に着陸してから約40年が過ぎ、ついに一般人の宇宙旅行も実現しそうだ。ただし、豊富な資金が前提となっているようだ。
スペースシップに関するYouTube
Virgin Galactic社の宇宙旅行紹介ビデオ
クラブツーリズムのスペースシップ2宇宙旅行紹介ビデオ
SpacesShip2(Wikipedia)
Commercial operation
The duration of the flights will be approximately 2.5 hours, though only a few minutes of that will be in space. The price will initially be $200,000.[37] More than 65,000 would-be space tourists applied for the first batch of 100 tickets. In December 2007 Virgin Galactic had 200 paid-up customers on its books for the early flights, and 95% were passing the 6-8 g centrifuge tests.[38] By the start of 2011, that number had increased to over 400 paid customers.[39]
Following 50–100 test flights, the first paying customers are expected to fly aboard the craft in 2011.[40][unreliable source?][41][42] Refining the projected schedule in late 2009, Virgin Galactic has declined to announce a firm timetable for commercial flights, but did reiterate that initial flights would take place from Spaceport America. Operational roll-out will be based on a "safety-driven schedule" but they hope to achieve it "within two years".[23] In addition to making suborbital passenger launches, Virgin Galactic will market SpaceShipTwo for suborbital space science missions.[23]
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この記事へのコメント
産経ニュース2011.10.18 11:26 [宇宙]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111018/amr11101811270003-n1.htm
宇宙観光旅行の発着拠点となる宇宙港「スペースポートアメリカ」が米ニューメキシコ州に完成し、事業主体の英ヴァージン・グループなどが17日、未来の宇宙旅行客ら800人以上を招いて完成式典を開いた。
式典には日本からも宇宙旅行の予約手続きを済ませた6人が参加。計画の進展に「夢の実現に近づいてきた」などと胸を躍らせていた。
計画では、母船となる航空機が乗客6人、乗員2人の宇宙船スペースシップ2をつり下げて離陸。宇宙船は15キロの上空で分離され、ロケットエンジンで高度約110キロの宇宙に到達する。乗客らは約2時間の飛行中、数分間の無重力状態を体験できる。早ければ来年にも初飛行が実現する見通しだ。(共同)
宇宙観光、年末にも試験にゴー 米当局が飛行許可
【ワシントン共同】米連邦航空局(FAA)は30日、宇宙旅行の商業化を目指している英ヴァージン・グループの宇宙船スペースシップ2に対し、高度約100キロの宇宙空間を試験飛行する許可を与えたことを明らかにした。年末にもテストパイロットにより試験飛行する方針。ロイター通信が報じた。 スペースシップ2は乗客6人、パイロット2人が搭乗する…