日経ビジネスの記事「今の放射線は本当に危険レベルか、ズバリ解説しよう」 は説得力あり 有用です

有用な、私たちが本当に知りたい情報が掲載されていましたので、ポイントを抜粋させていただきました。原文は長文で、さらに多くの知見が入っていますので、ご覧になってください。

真に注意すべきはヨウ素131。
ヨウ素以外の放射性元素での発症例はない。

半減期が30年と長いセシウムなどの放射性元素で土壌が汚染されることは問題。

この2つのポイントをしっかりと押さえれば、今住んでいる場所からしばらく避難すべきか、また長期的に避難すべきか、あるいは他の場所に移住しなければならないかが明確になってきます。

国もそのための情報をしっかりと出していかなければ、国民の利益を損ない、国民の国に対する信用も失墜することになります。民主党政権の一歩先をにらんだ対応を切に願うものです。



なお、

ヨウ素(Wikipedia)では
ヨウ素131は核分裂によって生成される。半減期は8.1日で、ベータ崩壊すると半減期11.8日のキセノン(131mXe)となる。なお、一日後で1割減り、8日後で最初の50%、30日後で1/13、60日後で1/170、90日後で1/2200となる。

キセノン(Wikipedia)では
キセノン131mはベータ崩壊しながら、12日間の半減期で、通常のキセノン131に変化します。


ヨウ素の半減期は8日、生じた131mXe(キセノン)の半減期は12日です。半減期とはその活性が半分になるのに要する時間です。






日経ビジネス On Line 3月24日

「水道水、牛乳は飲んでも大丈夫か」「暫定規制値とは」「チェルノブイリと何が違うのか」――第一線の専門家にインタビュー

気をつけなければならないのは、放射性物質の「ヨウ素131」です。チェルノブイリ原発事故から25年。12万人のデータがあります。実は、発がんなどの疾患で確認されているのは、甲状腺がんが唯一なのです。そして、甲状腺がんを引き起こした原因が、ヨウ素131です。

半減期が30年の「セシウム137」は、体内に入ると筋肉へ行きます。ただし、チェルノブイリの症例を見ても肉腫など筋肉のがんは1例もありません

お母さんが取り込んだ放射性物質は、母乳にも濃縮されます。お母さんが被曝した可能性がある場合には、授乳は避けるのが基本です。また、妊婦が被曝した場合も、多少は胎児に移行します。

文部科学省が運営している「S P EED I(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)」などを使えば、どこに放射性物質が拡散しているのか分かります。こういったデータは随時公開すべきです


チェルノブイリ

消防作業員など204人の現場作業者がチェルノブイリからモスクワまで運ばれてきて、そのうち急性放射線障害で亡くなったのは29人でした。9割は助かりました。

一般の住民はどうだったか。当時数十万人が避難しており、約6000人が甲状腺がんになりました。理由は爆発により広範囲で飛散した放射性の「ヨウ素131」です。

甲状腺がんになった6000人のほとんどは、当時の被曝年齢が16歳以下の若年層で、ほとんどが食事、特にミルク摂取によるものでした。

放射線が漏れてしまっても、ガスの形で大気中に拡散していれば、拡散効果があり、いずれは基準値を下回る水準に下がってきます。福島原発ではあれだけ給水を続けているのだから、水や海に溶けているはずです。

一方で、仮に土壌汚染という形で地面に吸収されてしまうと、半永久的に残ってしまうことになります。チェルノブイリでは放射性物質そのものが飛散し、地面に落ちて、吸収され、土壌汚染が起きました。何日間か滞在するならば健康には問題ありませんが、若い人が長く住むことはお勧めできません。

チェルノブイリのときには放射性物質そのものが広範囲に飛散しました。放射性物質が雲で運ばれ、雨となって落ち、コケや草などに付着しました。それをトナカイや牛が食べ、肉やミルクの放射能レベルが上がる生物濃縮が起きました。今回の事件では、現状では放射性物質そのものが飛び散るという問題は考えにくい。風評で日本の魚を食べなくなるのはおかしいです。

ほうれん草やミルクも同じです。ほうれん草ならば冷凍して何十日か置いておけばいいでしょう。ミルクも捨てずにチーズにさせて長期間熟成させたり、粉ミルクにするなど、時間をおけば問題なく食べることができます。

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