国内外でミツバチが大量失踪している原因が突き止められるかもしれない!??

昨年からミツバチの大量失踪が問題となり、ニュースでも取り上げられてきた。いろいろな原因は考えられたが、結局はよくわからないままに今にいたっている。

このたび、兵庫県立大学で買っているミツバチが大量失踪し、その原因として近くの田んぼで広く使われているネオニコチノイド系農薬がその原因ではないかと考えられた。


ネオニコチノイド(Wikipedia)には、すでに次の記載がある。また、ネオニコチノイドとミツバチでand検索すれば、多くの記事が出てくるので、この記事が神戸新聞の一面で取り上げられたのは、世の中の動きからして周回遅れのような気もするが。



神経系の伝達物質アセチルコリンの受容体に代わりに結合し、アセチルコリンによる情報伝達を阻害する。 ミツバチの大量失踪(蜂群崩壊症候群)の原因の一つといわれ、フランスでは最高裁判所で使用禁止となっている。


Neonicotinoid(Wikipedia)
Environmental impact
There is controversy over the role of neonicotinoids in relation to pesticide toxicity to bees and imidacloprid effects on bee population. Neonicotinoid use has been strictly limited in France since the 1990s, when neonicotinoids were implicated in a mass die-off of the bee population.(フランスではミツバチの大量死により、その使用が1990年代から厳格に制限されている)



さて、兵庫県立大学と神戸大学の研究チームはこの確証をつかむことができるか? 神経毒であるので、犯人である可能性は十分にあるが。そして、それが犯人であったとして、フランスのように、日本においても全国で使用禁止の措置をとることができるかが次の問題である。有用な農薬であるだけに、当事者間で利害が対立することは間違いがない。


※ネオニコチノイド系農薬
 昆虫の神経系統に作用して殺虫効果を示す。
 イネや果樹などの害虫、シロアリの駆除などに広く使われている。
 2008年の出荷量は1万8632トン(農薬全体に占める割合は約7%)



神戸新聞(兵庫県) 8月28日 抜粋

ミツバチ失踪原因 農薬の影響に県内養蜂家ら注目 

ネオニコチノイド系農薬がハチの行動に及ぼす影響を調査する。

 国内外でミツバチが大量に姿を消す原因は何なのか‐。日本でも2009年に花粉交配用のミツバチが不足し、イチゴやメロンなどの栽培農家が窮地に立たされたが、原因は今もはっきりしない。兵庫県立大と神戸大が取り組むネオニコチノイド系農薬の実証実験。結果は“ハチ不足”の対策につながるのか、養蜂(ようほう)家らの注目を集めている。

 県内の養蜂家約50戸が加入する県養蜂振興会は「県内の会員からは失踪(しっそう)や大量死の報告はない。ただ、ミツバチの増え方が鈍っているのは確か」とする。

 兵庫県立大の大谷剛教授が同農薬を疑うようになったのは08年8月。三田市の「県立人と自然の博物館」で飼育していた8群のうち、1群約1万5千匹が、わずか2週間でほとんど姿を消した。研究用にミツバチを飼育して約40年。初めての経験だった。



関連ブログ: ニホンミツバチの逃亡現場に遭遇 その数は数万?匹


      


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