温室効果ガス削減のための日本の取組 排出権取引により海外へマネーが流出する

日本の現状

基準年(1990年)の温室効果ガス 12億6100万トン
内1.6%の2000万トンを排出権購入 @3300円として660億円の公的資金を海外に支出
単価は年々上昇してくるものと考えられる。
EUでは排出枠未達成のペナルティは@100ユーロ(16000円)
排出権購入@がここまでは高騰の余地あり
なお、基準年の8.4%は1億600万トンに相当する(1年当り、下図参照)。

画像


画像


温暖化ガス排出量削減の方法
 自主削減による排出量の削減
 生産調整による排出量の抑制
 排出権取引による排出枠の購入
 不遵守による罰金(ペナルティ)の支払い

排出権取引への参加基準
 京都議定書の約定国であること
 京都議定書の規定に基づき、初期割当量が確定していること
 温室効果ガスの算定(排出/吸収)が行える国内システムを整備していること
 直近の排出量および吸収量のインベントリを毎年提出していること
 自国の排出枠保有量を管理するための国別登録簿を有していること

国別約束未達の場合のペナルティ
 排出超過分の1.3倍を次の約束期間の割当量から差し引く
 時期約束期間における遵守確保のための行動計画の策定
 排出量取引による移転の禁止

日本企業は
 EUのように排出枠が企業に設定されていない。
 (自社でCO2を削減するドライビングフォースに欠ける)
 日本企業は排出権取引実験の段階


画像


画像




関連記事

中国電力は、3月13日、地球温暖化防止に向けた取り組みとして、ポーランドの石炭会社「ヤスチェンベ石炭公社」との間で、同社が実施する炭鉱メタンガス利用JIプロジェクトから創出されるCO2排出権の売買契約を締結した。

宇部興産と三菱商事は、タイにおいて共同で進めている亜酸化窒素(N2O)削減CDMプロジェクトが同国政府より正式に承認されたと発表した。

川崎重工業グループのカワサキプラントシステムズは、中国・安徽省の合弁工場で製造するセメント工場向け排熱利用発電プラントの受注急増で、同合弁の2008年売上高が前年比6倍超の500億円に達する見通しとなることを明らかにした。セメント排熱発電プラントは省エネと同時に二酸化炭素(CO2)排出量も削減でき、将来的には「排出権」創出にもつながる可能性がある。

丸紅は、世界最大の排出権取引所である欧州のECX(European Climate Exchange)において、京都議定書が定める排出権の上場初日にあたる3月14日に日本企業として初めて排出権CERの取引を行いました。ECXは、2005年4月より排出権取引を開始し、2007年の取引規模は欧州における排出権(EUで数量981百万トンに拡大しており、欧州主要企業を中心に80社を超える企業が会員となっております。

大手信託銀行 排出権ビジネス、新たな収益源に 小口化し企業に販売
排出権を小口化した信託商品を企業向けに販売し、新たな収益の柱に育てる。産業界が京都議定書の温暖化ガス削減目標の達成に向けて、海外から取得する二酸化炭素(CO2)の排出権が2012年度までの5年間で合計2億―3億トン規模に達することがわかった。取得費は5000億円を上回る見通し。

イオンはイオン環境財団などが国内外で行っている植樹活動を拡大し、2008年3月時点で累計800万本の植樹数を、2012年度には累計1100万本に増やす。併せて全国約1000店舗でレジ袋を有料化し、袋の素材をバイオマスプラスチックに切り替える。これらの取り組みによるCO2排出削減量は年間31万トンを見込む。さらにオーストラリアでの環境投資の成果を自社実績として組み込み、年間47万トンのCO2排出権を確保する。

セブン-イレブン・ジャパンは二酸化炭素(CO2)排出権付きのエコバッグを販売する。一枚の価格200円のうち5円を、海外の排出権購入資金に充てる。

ローソンは顧客がポイントや現金との交換でCO2排出権を間接取得できる「CO2オフセット運動」を始める。アルゼンチンの風力発電事業から1万トン規模のCO2排出権を購入し、これを顧客向けに小口分割。1050円でCO2排出権200キロと交換できる。

道内でブックオフ、ハードオフなどのリサイクルショップを運営するエコノス(本社・札幌)は、世界的に取引が広がるCO2排出権を活用した「カーボン・オフセット」を実現する排出枠の小口販売事業を開始する。
中国当局は二酸化炭素(CO2)の排出権取引所を排出量が多い地域に設置する。

丸紅、日本政府の2007年度京都メカニズムクレジット取得事業におけるクレジット購入契約締結について
丸紅は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)による地球温暖化ガス排出権の取得事業の2007年度公募に応募し、このたび排出権合計380万7千トンを受注いたしました。NEDOは、2006年度より日本政府の委託を受け排出権取得事業を行っております。
丸紅は、1.、2.中国/肥料工場における一酸化二窒素分解事業(2件)、3.ブラジル/ランドフィルにおけるメタン回収・燃焼事業、4.中国/セメント工場における廃熱回収・発電事業、5.中国/小水力発電事業、6.メキシコ/代替フロン工場におけるフロン回収・分解事業、7.中国/風力発電事業、8.中国/代替フロン工場におけるフロン回収・分解事業の合計8案件の提案を行い、全件採択されたものです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック