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zoom RSS クロスカップリングの生みの親 あの玉尾皓平先生が日本化学会会長に就任 化学は日本のお家芸

<<   作成日時 : 2012/06/12 06:36   >>

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玉尾皓平氏を覚えているだろうか。以前に氏を本ブログで取り上げたことがある。


2010年10月9日ブログ
熊田・玉尾クロスカップリングで知られる理研 基幹研究所 玉尾皓平 所長かのノーベル賞受賞へのコメント


その氏が、この度、日本化学会の会長に就任され、「化学は持続可能社会を先導できる。このために化学の果たす役割は大きく、基礎研究の重要性はさらに高まっている。」と述べられた。クロスカップリング反応に先鞭を付けられた氏の言葉は重い。

化学は「目に見えにくく」、一般の人にはなかなか理解してもらえないところがある。また、物理学や、化学以外の機械工学や電気工学などと違い、理論が曖昧に見えるところがある。そこで、確かに「やってみてなんぼ」の部分が生じてくる。良い結果に巡り会うと「セレンディピティ」などといって喜ぶこともある。

だが、化学は日本人に向いた科学領域ではないだろうか。努力すれば努力しただけの結果が出る。日本人は昔から微生物を飼い慣らし酒や味噌を作り上げてきたし、米の品種改良にも長けてきた。長期にわたって努力し、その道を極めていくことは日本人に合っている。

化学は芸術であると私は思っている。大きなカンバスにどのように絵を描くかは化学者の才能と熟練にかかっているが、努力すれば努力するだけ納得のいく絵が描けるようになってくる。また、化学は合成ルートが決まったとしても、製品を高い収率、高い純度で得ようとすれば、合成の各工程を全体最適させる必要がある。個々の工程のみにとらわれていては、良い結果が得られない場合が多い。このことは、日本の自動車産業にも似ている。いわゆる「擦り合わせ技術」である。擦り合わせにはノウハウの部分が多く、それだけに後続は真似しにくい。

化学は多くの産業に資材を提供する。化学工業そのものも化学であるが、製鉄や窯業、繊維など、日常のかなりの部分に化学が関与している。いや、化学が関与していないものを探すほうが難しい。この化学にもう一度光を当て、国際的に競争力を持たしていくことが、これからの日本の生きていく方策のひとつではないかと思う。事実、日本の化学産業は世界的に見てもいい線を行っている。日本からは多くのノーベル化学賞受賞者を排出していることからも、そのことがわかる。

頑張れ!日本の化学者たち。日本の未来を作り上げるために。今、まさに化学という産業が見直される時に来ている。玉尾皓平日本化学会会長に課せられた使命は大である。



日本化学会会長に玉尾皓平

玉尾皓平日本化学会の就任記者会見

 玉尾皓平日本化学会の就任記者会見を6月4日(月)、日本化学会で開催致しました。
 玉尾会長から「化学は持続可能社会を先導できる。このために化学の果たす役割は大きく、基礎研究の重要性はさらに高まっている。メディアの方々にも化学のイメージ向上、化学のリテラシー普及にご協力いただきたい」と述べました。

      

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2013/07/10 05:20

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