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zoom RSS イノベーションとは何か? 日本にオペレーションはあるがイノベーションはない? これが日本弱体化の原因

<<   作成日時 : 2012/05/29 19:58   >>

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日本経済に閉塞感が漂ってすでに20年を超えるが、状況はだんだん悪くなっている。大学新卒者は就職するに企業なく、丁度石油ショック後の大就職難と状況を同じくしている。一方、国は税収が減り、国債発行を年々の糧を得る手段とすることが常態化した。日本の国もあと数年で破産という声もあちこちから聞こえるようになった。

国が富むためには、国民が売買できる、または物々交換可能な価値を創造し続けることが必要となる。いわゆるイノベーションである。しかし、日本の国は「出る杭は打たれる」のことわざ通り、どこかが尖った才能ある人間は周囲の無能な人間がよってたかって潰していく。これが日本という国が世界で尖った(どこかに秀でた、いわゆるクール・ジャパン)存在になれない理由のひとつである。

日本経済新聞の記事はこのことをよく説明してくれている。2次元の世界からは3次元の世界が見えず、3次元の世界からは4次元の世界が見えない。戦後の日本は「オペレーション」がこなせれば、そして大きなミスをしなければ出世の階段を登っていけたが、いまの日本に求められるのはそれとは異質な「イノベーション」である。「オペレーション」の次元世界からは「イノベーション」の次元世界が見えない。したがって、「イノベーション」世界に生きる住民にはいまの「オペレーション」世界には市民権がない。これが日本の社会の抱えている、根治できない病根である。

秀でた若者、尖った若者のすることを、理解しようとする努力が今の日本の私たちに求められている。日本の社会が「イノベーション」世界という高みに一歩登っていくために。


なお、シュンペーター(Schumpeter,J.A.)によるイノベーションは、
1.新しい財貨の生産
2.新しい生産方法
3.新しい販路の開拓
4.原料もしくは半製品の新しい供給源の開拓
5.新しい組織の実現
であって、一般に受け止められるような、決して大発明を求めているわけではありません。


日本経済新聞 5月29日

なぜ上司や周囲は『反対jするのかイノベーション包囲網

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