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help RSS 急性間質性肺炎より回復を果たした父   その強い気力にまた人生の意味を教えられた

<<   作成日時 : 2007/04/28 10:30   >>

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 84歳の父はこの2月6日より、長の入院生活をしていたが、81日間の加療を経て昨日退院した。家族にとっては非常に長く感じられる期間であった。

 さて、病名は「急性間質性肺炎」。普通の肺炎が肺胞内での微生物等の増殖により発病し、その治療には種々の抗生物質が有効に作用する。一方、この病気は肺胞と肺胞の間、すなわち肺胞外部の間質部分が繊維質化してくる病気で、難病の一つとなっている。治療は、ステロイド剤か免疫抑制剤による方法しかなく、治癒率も非常に低いと言われている。

 URLより関連部分を抜き出した。間質性肺炎の中でも、特にこの急性間質性肺炎は高い死亡率となっている。
http://ipf-info.hp.infoseek.co.jp/IIP_types.htm

引用の始め
間質性肺炎(正確には、その中でも発生原因が不明な特発性間質性肺炎)は、国が難病として研究・調査の対象に指定した118の難治疾患(「特定疾患」と呼ばれています)の中の1つで、発病率は、一般的に10万人に5人程度と言われています。

この肺胞の壁(間質)に炎症がおきる病気を総称して「間質性肺疾患」と呼んでおり、 この中でも、線維化をおこしやすい病気を特に間質性肺炎とまとめて呼んでいます。 私たちが一般的に単に「肺炎」と呼んでいる疾患は、細菌やウィルスの感染が原因で肺胞の内部 (空気のあるところ)に炎症が起こります。この点が肺炎と間質性肺炎とが大きく異なる点です。

AIP (急性間質性肺炎、Acute Interstitial Pneumonia)

臨床経過急性、
ステロイドへの反応悪い
経過、予後極めて悪い。ただし、まれに完全回復する場合がある。始め高熱があり、風邪の症状が出て急速に呼吸困難が進む場合が多い。回復する場合は自然回復。
5年後生存率38% 平均余命1−2ヶ月
発症年齢平均年齢49歳、発症年齢に偏りがなく、7歳から77歳の人での発症が報告されている。
子供の発症有無まれに有り(Rare)
その他 


                                            引用の終わり

 病院で肺炎と診断され、翌日(2月6日)に入院する。最初は抗生物質を試すが効果が現れず。高熱を出しベッドに釘付けに。急性間質性肺炎と診断されステロイド剤を投与(これが効を奏したのはラッキー)。酸素が必要なくなる。ベッドにすわって時間を過ごせるようになる。退院(4月27日)。

今回の入院を通じて教えられたこと

1.生に対する大きな執着
(1)病院食は無理をしてでもすべて食べる
(2)退院後になすべき多くのことがあるので、ここで死ぬことはできないと言い続ける
(3)ベッドに寝たまま経済紙を毎日読む(見る、あの状態では理解していたかどうか?)
(4)熱が下がってきた後は、酸素ラインをつけたまま「自分史」を書き上げる(感動)

2.やり遂げる力?
(1)高熱のさなかでも病院のトイレには自力で行く(気力)
(2)看護師に一度も体を拭かせなかった(これが毎日の老母の仕事となった)

3.わが妻への感謝
  私たちは実家から少し離れた距離に住んでいるので、車での老母の病院への送り迎えは妻の仕事となった(往復3時間)

 一時は、医者から非常に危険な状態と宣告され、人工生命維持装置使用の可否まで尋ねられていたが、なんとか退院するところまで来た。84歳の老人であるが、生きる気力と将来にむけて持ち続ける夢の重要さを教えられた。また、老母や妻の献身があり、父もこの気力を維持することができたのではないかと考えている。一度も入院したことのない人が入院をし、葬儀の手筈まで考えなければならなかった今回の入院であったが、”Never Give Up” 精神を父より改めて教えられたこの3ヶ月間であった。

キーワード:入院生活 急性間質性肺炎 難病疾患 気力 献身看護



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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。
3月14日より、肺炎と言うことで入院していた父ですが、本日主治医より、間質性肺炎である可能性を聞いたことを受け、こちらのブログにたどり着きました。
現在父は、86歳、体温37度〜38度台をいったりきたりの状態で、下肢に浮腫が見られます。
本人は50代の時に大腸がんを患いつつも、今まで元気に過ごしてきたこともあり、生きる事への気持ちは十分です。
こちらのブログを読み、大変勇気づけられました。
一言お礼をと思い、コメント致しました。
本当にありがとうございました。
北のねずみ
2012/03/21 22:35
はじめまして。
82歳の父が3月12日より急性間質性肺炎の疑いで入院加療しています。
間質性肺炎を辿ってここにたどり着きました。
幸い奇跡的に快方に向かい、人工呼吸器がはずれリハビリを始めました。
気弱な父なのでお父様のように気丈な方がうらやましいです。
まだ時間がかかりそうですが、家族で元気付けていこうと思っています。
かおりん
2012/03/23 12:36
間質性肺炎とは本当に厳しい病気だと思います。致死率も高いです。そんな中、おふた方ともにお父さんが快方に向かわれているのは嬉しい限りです。私の父も89才の誕生日を迎え、体力もかなり弱ってきましたがなんとか歩けます。病気ではなく、いわゆる天寿を全うできることがどれfだけ幸せかを、父を見ていて感じているところです。最近は私の祖父、父の父がなくなった92才までは生きると頑張っています。今の私には90才近くまで生きる自信はまだありません。厳しい病から立ち直る方は、やはり強い運を持っていると思います。お父様を大切にしてあげてください。
伝右
2012/03/27 21:31
89歳のお誕生日を迎えられたとのこと、おめでとうございます!
本当に、伝右さんのお父様がお元気でいらっしゃることは、
父母や私の希望の光です!(きっと、かおりんさんのご家族も)
入院中の父に、伝右さんのお父様ご闘病中のお話を聞かせたところ、
俄然勇気が湧いてきたようで、「美味しくない」と残していた食事も、完食の毎日が続いているようです。暗示にかかりやすい父には、伝右さんのブログが、何よりのお薬になっています。ありがとうございます。
幸い、ステロイドが功を奏し、熱は下がりました。
これからは、肺の状態が良くなることと、浮腫がなくなることを祈るばかりです。

来週には、遠方の父を、子供たちを連れてお見舞いに行き、元気付けてこようと思っています。



北のねずみ
2012/03/28 11:18
北のねずみさんのお父様も快方に向かっているようで、本当によかったですね。
口から栄養が摂れる事は人間にとって最大の薬だと思います。
父も普通食になり、点滴もはずれ、あとはステロイドの減量とリハビリがメインとなりました。
知り合いのDRに入院当初のCTを見せたら、”よくぞここまで回復した!”といわれました。
伝右さんのお父様のように、回復し自分らしい人生にもどれることが目標です。

かおりん
2012/04/02 22:17
北のネズミさん
もう一息ですね。ちょうどこのブログを書いた5年前の記憶が蘇ってきました。父母も高齢ですが、自分自身も還暦を超えてくると、子供には迷惑をかけないようにと(心のなかでは)思っているところです。こと健康に関しては思うようにいかないことは分かっていますので、やはり愛情を持ちつつ助け合いで行くしかないですね。家族ですから。
伝右
2012/04/04 18:45
伝右さん、父が昨日退院してきました。
このブログはとても励みになりました。
ありがとうございました。
まだまだ体力がもどりませんが、一日一日大切にすごして生きたいと思います。
かおりん
2012/04/21 22:56
伝右さん

かおりんさんのお父様も退院されたのですね!
私の父もお陰様で退院しております!
本当にこちらのブログには助けられました。
とかく悪い情報ばかりが取り上げられるネットですが、
今回は本当にそのインターネットが当たり前の世の中に
生まれたことの有難さを痛感致しました。


今、大切なお友達のお母さまが闘病中です。
お医者様には今月一杯との余命宣告されているそうです。
優しい御嬢さん方に見守られ、一日一日を過ごされている様子を垣間見て、
病気であろうがなかろうが、大切な今を積み上げていくことの大事さを
感じております。

また、こちらのブログにはお邪魔させていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
北のねずみ
2012/04/24 20:43
嬉しいお便りをありがとうございます。健康でなくなったときに、@健康とはどれだけ大切なものか、A自分は周りの人たちにどれだけ助けられて生きているものかが実感できます。私自身、心身の健康に留意して過ごしていくことを肝に銘じているところです。最近は休日も外出が多く、かなりのハードワークとなっていますが、これは健康あればこそ? でも、そろそろ自己管理が大切な年齢に差し掛かっています。かおりんさん、北のねずみさん。介護のしんどさは分かっています。くれぐれもご自身の健康にはご留意ください。
伝右
2012/04/25 20:48

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